いつまでも綺麗に居たい!産後の白髪を予防するには?
産後は「排水溝が詰まる程の抜け毛」や「中々落ちない体重」など、様々なトラブルがありますが、その中でも「産後の白髪」はいつまでも若く居たいママにとって天敵です!
今回は「なぜ産後に白髪が増えるのか?綺麗な髪を維持するための効果的な予防法」をご紹介します。
白髪になった髪は元に戻らないと言われているので、妊娠中の方や妊娠予定のママさんはぜひ参考にしてみてください。
どうして産後に白髪が増える?
出産後半年くらいから白髪が目立つようになってきたという話は、少なくありません。
なぜ急激に白髪が増えてしまうのかというと、ホルモンバランスの乱れやストレスなど諸説ありますが、その中でも一番有力なのが「栄養不足」です。
本来、髪の毛は無色透明ですが、そこへ「メラノサイト」という色素形成細胞が、メラニン色素を生成して色がつくようになっています。(産毛をよくよく見てみると、色がついていない事に気付きます)
ですが、出産や赤ちゃんへの授乳で、ママは慢性的な栄養不足に陥り、メラノサイトが必要とする十分な栄養が行き渡らず、白髪が増えてしまうんです。
「あ、私は完ミで育てる予定だから大丈夫」とお考えの人も注意が必要です。
何故なら「出産」自体に物凄くエネルギーが必要で、身体は想像以上のダメージを受けています。
この時期に痛んだ身体を回復させるために、普段以上の栄養が必要となりますが、「忙しいから」「ダイエット目的」等で満足な食事を摂らないでいると、頭皮にまで栄養素が届かず、白髪が生える原因となります。
尚余談になりますが、白髪の原因の1つとしてよく言われるストレス。
なんとこの話に科学的根拠は全く無いとのことです。
AGA(男性型脱毛症)専門クリニック「ドクターイークリニック」の医師、高橋栄里氏は「そもそも髪の毛は、すでに死んでしまっている細胞からできているので、精神的なショックなどの影響で一夜にして白髪になるなどということはないですし、ストレスなどによって白髪化が進むということもありません」と説明する。
引用元:イザ
相当にストレスが高いと思う、高校受験や大学受験で白髪が急激に増えた!…という人は確かに見かけないですし、ストレスが白髪の原因ではないと考える方が自然かもしれませんね。
白髪できたらもう元には戻らないの?
1度消失してしまったメラノサイトが再生される事はない為、白髪が黒髪に戻ることはありません。
白髪を治す薬でもあれば話は別ですが、残念ながらそのような薬はまだ発明されておらず、世に出回っていないんです。
ネットを探すと、白髪に効果があると言われる「漢方」や「サプリ」が見つかりますが、これらは弱ったメラノサイトを活性化することは出来ても、死滅した細胞を復活させることは決して出来ません。
ですから、出産前後の白髪予防がとっても大切になってくるんです!
産後の白髪を徹底予防!
産後に白髪が生えてこないように、妊娠中・出産後すぐに必要な予防法をご紹介します。
1.栄養が不足する食事は摂らない
産後の白髪を予防するためには、これまで以上に食事に気をつける必要があります。
お腹一杯になれば良いというものでもなければ、カルシウムや葉酸などの、ある特定の栄養素を重点的に摂ればいい、という物でもありません。
髪の毛、ひいては黒髪を作るメラノサイトにプラスとなる栄養を吸収するためには、様々な栄養素が必要となってくるからです。
中でも重要となるのは「ビタミンB12」と「葉酸」です。
ビタミンB12と葉酸は貧血に対して非常に効果があり、血液の赤血球の量を増やす効果があることで知られていますが、同時にメラノサイトの活性化にも効果が期待できると言われています。
髪の毛自身も健康を保つ必要もありますので、「たんぱく質」「ミネラル」も必要になります。
白髪を予防するにはこれらの栄養素をバランスよく食事でとるように心がけ、疲れた身体を元気にしましょう!
…ただ私自身がそうだったのですが、赤ちゃんの世話で無茶苦茶忙しく、栄養バランスの取れた食事を用意する余裕がないんですよね^^;
そういった場合は、サプリメントで不足する栄養を補うのが効果的だと思います。
メラノサイトの活性化に欠かせないビタミンB12や葉酸、髪の毛の成長に必要な亜鉛など、サプリメントなら手軽に補給出来るので、忙しいママには心強い味方です。
また、サプリメントの中でも「ベルタ葉酸サプリ」がオススメです。
妊娠中から授乳期で不足する栄養素がバランスよく含まれているのは勿論、メラノサイトに必要なビタミン・葉酸も必要量を満たしており、国内産のもの・無添加のものにこだわったベルタ葉酸サプリは、産前でも産後でも安心して使えます。
2.帽子や日傘を持たずに外出しない
紫外線には3種類あります。
・UV-A・・・しわ・たるみなど老化の原因。
・UV-B・・・シミや皮膚がん、免疫低下の原因。UV-Aより100~1000倍近く有毒性が高い。
・UV-C・・・UV-Bより更に有害な紫外線。ただしオゾン層によって吸収されるため、影響なし。
このうち「UV-B」と呼ばれる波長が白髪を増やす原因となります。
地表にいる我々が浴びる紫外線のうち、UV-Bは量は少ないのですが、皮膚の細胞の DNAに傷をつけてしまいます(図 2-3)。
皮膚の細胞にはこの DNAの傷を切り取って正しい DNAに戻す仕組みが備わっています。
しかし、DNAの傷害が度重なると、直し間違いが起こり、誤った遺伝情報(突然変異)が生じることがあり、それが皮膚がんの原因になると考えられています。
近年の研究では、UV-Bがメラノサイトにも悪影響を与え、色素を形成する細胞のDNAを損傷させることが分かってきています。
さらに産後は、妊娠中に大量分泌されていた女性ホルモンが激減し、皮膚全体のバリア機能も低下しているので、有害な紫外線の影響が強く出てしまうんです。
ですから外出時は、帽子や日傘をつかって紫外線からメラノサイトを守りましょう!
また紫外線カット効果のあるシャンプーやトリートメントを使用するのも有効な手段ですが、「ヒオウギエキス」が配合された女性用育毛剤がより効果的です。
ヒオウギエキスは紫外線防御効果があり、紫外線から頭皮と髪の毛を保護し、頭皮環境をすこやかに整える作用があります。
「エンジェルリリアンプラス」は、ヒオウギエキスを含む産後抜け毛に効果がある女性用育毛剤ですので、産後も綺麗な髪をキープしたいママにピッタリです。
それでも白髪が出来てしまったとしても、絶対にしてはいけない事
食事で十分な栄養がとれるように料理に気を配って、外出時も紫外線を浴びないように気をつけて、出来る最大の努力を重ねたとしても、白髪が出来てしまう可能性はゼロではありません。
沢山の栄養を摂っていたとしても、「加齢」によって生えてくるかもしれません。
また白髪は遺伝するとも言われていますので、遺伝子で白髪が生える時期が産後すぐの可能性もあります。
さらには妊娠~出産はホルモンバランスが大きく乱れますが、中にはこの乱れが原因で白髪が生えてしまう人も居ます。
「あれだけ頑張ったのに…」
もし白髪が生えてしまったら、努力した分だけショックも大きいと思います。
ただし産後に生えてきた白髪は、非常に稀に元に戻ることもあるようです。
なのでもし白髪が生えたとしても、少しの間は様子を見るようにした方がよいです。特に恥ずかしいからと言って「白髪を抜く」行為は絶対にしてはいけません!
通常、健康的な毛穴からは2~3本の頭髪が生えています。
この2~3本すべてが白髪の人もいますが、数本だけ目立つ→抜いて処理、というような場合は1本だけ白髪のケースが多いです。
気になる1本の白髪を抜くと、毛根を傷つけたり、毛穴を変化させることになり、一緒に生えている他の健康な黒髪が抜けたり、髪が育たなくなってしまう可能性があります。
「どうしても気になる」と言う場合は、目立つ白髪をカットする事をオススメします。
まとめ
今回は産後の白髪を予防する方法をご紹介しました。
1度出来てしまった白髪は元には戻りません。
ちなみに私は、産後抜け毛に対しては、熱心に対策しましたが、産後白髪を知らなかった為、満足な予防・対策が出来ていませんでした。
そのためか、今では白髪染めが必要なくらい白髪が生えています…
抜け毛の恐怖から抜け出せたと喜んでいたのも束の間、もっと早く知っていればとかなり後悔しています。
この記事を見てくださった方には、私のようにならないよう、産後も綺麗なママで居たいとお考えの人に役立ててれば幸いです。